こんにちは、はちです!
このブログでは英語が苦手な方や、興味を持っている方に
わかりやすく解説しています!
“Give” には「~を与える」という意味以外にも沢山あるって聞いたんだけど本当なの?
この意味でしか今まで “Give” を使って来なかったんだけど…
実は “Give” には数多くの使い方があって、とても便利な動詞なんだ!
“Give” そのもののイメージを理解すると覚えやすいから1つずつ丁寧に説明していくね♪
みなさん、”Give” という単語を十分に使いこなすことができていますか?
英語の学習を始めた最初の段階で、多くの方が “Give“という動詞を「~を与える」と覚えるかと思います。
これ自体に誤りはないのですが、
その意味での使い方は1部であり、他にも様々な意味として”Give”は使われているんです!
覚えるのが面倒に感じるかもしれませんが、”Give” をしっかり理解することで使いこなせるようになりますし、皆さんの英語表現はより豊かになります。
今回の記事では、“Give” そのもののイメージや、意味別の使い方を例文と一緒にわかりやすく解説していきます!
ぜひ今回の内容を理解して、英作文や英会話などで活用してみてください♪
下記に該当する方はぜひ最後までご覧ください。
- 「Give = ~を与える」だと思っている方
- 英語の表現力を上げたい方
- 英作文や英会話をする機会がある方
Give 自体のイメージ
“Give” の感覚を一言で言い表すと「外に向けて出す(発する)」になります。
上の図のように、”Give” は自分の所にあるものを放り出すというイメージになります。
ここで言う「あるもの」とは、
目に見える物に限定されるわけではなく、時間や言葉などといった目に見えない抽象的なものも含まれます。
そこから派生して「伝える」「述べる」などの意味も含まれています。
以下ではこのイメージを基に説明していきますので、ぜひ頭の片隅に残しておいてください。
一見大変そうに感じるかもしれませんが、1つずつ解説していくのでこの際に身に付けましょう♪
“Give” は “Take” と逆のイメージだね!
Takeについてはこちらの記事で解説しているよ♪
Give に含まれる意味×6
~を与える・渡す
1つ目は「~を与える・渡す」という意味です。
おそらくこの意味が “Give” の中で最も広く知られているものだと思いますが、
ここでは「あるものを人のもとに移す」といったイメージになります。
動詞の “present” も同じような意味合いで使われる単語ですが、
この単語は「何かを正式に贈る」という行為に重みがあるのに対して、
“Give” はよりカジュアルで「気軽に与える」というニュアンスの違いあります。
これらの表現は「Give + 人 + 物」「Give + 物 + to + 人」で表すことができます。
例)I’m going to give my friend a present tomorrow.
【訳】私は明日、友達にプレゼントを渡します。
~を提供する・差し出す
2つ目は「~を提供する・差し出す」という意味です。
ここではただ単に与えるだけでなく、「自分の意志で提供する」という感覚です。
提供することができるものには、「時間」や「機会」などの目に見えないものも含まれます。
その他にも、
“Give a helping hand” で「手助けをする」、
“Give someone a hand” で「手伝う・手を差し伸べる」といった表現もよく使われます。
先ほどの「与える・渡す」という意味の延長線上と捉えるとわかりやすいと思います。
例)Could you give me a hand, please?
【訳】手を貸していただけますか?
~を示す・指定する
3つ目は「示す・指定する」という意味です。
ここでは、何かを提示したり、明確するといったイメージになります。
具体的には、例や兆候を示したり、日時を指定する場合に使用されます。
「色々な情報を外部に出す」といったイメージから “Give” という単語が使われています。
これは “Give” の後に示すもの(目的語)を続けることで表現することが可能です。
また、以下の例文では “Give” の代わりに “show” を使うことも可能ですが、
良い手本を「見せる」ことを強調する “show” に対して、
“Give” は良い手本を「与える(教える)」ことを強調するという微妙な感覚の違いがあります。
例)Adults should give a good example to children.
【訳】大人は子供たちに良い手本を示すべきです。
~を伝える・述べる
4つ目は「伝える・述べる」という意味です。
ここでの “Give” は、ある情報を相手に伝えることを表現することができます。
例えば、”Give a message” で「伝言を伝える」
”Give my regards to + 人” で「<人>によろしくと伝える」
といった表現はよく使われます。
これらは自分が持っている情報や伝えたいことを相手に与えるというイメージです。
例)Can you give me your name and address, please?
【訳】あなたの名前と住所を教えてくれますか?
~を開催する・行う
5つ目は「開催する・行う」という意味です。
これは催し物や劇・スピーチなどを行うことに対して使うことができます。
「Give + イベント」という形にすることで言い表すことができます。
例えば “Give a play” で「劇を上演する」という意味になりますが、
これは「参加者に対して劇という体験を与える」という感じです。
「劇を与える」→「劇を上演する」とイメージすると良いと思います。
例)We are planning to give her a birthday party.
【訳】私たちは彼女に誕生日パーティーを開く予定です。
~を加える
6つ目は「~を加える」という意味です。
ここでは、ある動作や状態を加えるといったイメージです。
例えば、
“Give him a kiss” で「彼にキスする」という意味になりますが、
これは「彼にキスをする動作を加える」という感覚です。
これは「Give + 名詞」という形で表現することが可能です。
また以下の例文のように、
無生物主語にしたり、原因を表すことも可能です。
例)Overwork gave me a stomachache.
【訳】過労によって私は腹痛になりました。
まとめ
今回は “Give” の使い方を計6つ紹介しました。
以下は今回紹介した内容の一覧です。
① ~を与える・渡す
② ~を提供する・差し出す
③ ~を示す・指定する
④ ~を伝える・述べる
⑤ ~を開催する・行う
⑥ ~を加える
初めて知る “Give” の色々な使い方を学ぶことができてとても勉強になったよ!
これからはより豊かな英語の表現ができるようになりそうだよ^^
「Give = 与える」と覚えてしまうと他の使い方ができなくなってしまうからね!
誰もが知っている簡単な英単語だから、ぜひ積極的に使ってみてね♪
みなさん、いかがでしたか?
今回紹介した “Give” の使い方の中で普段使わないものもあったという方もいると思います。
これらの表現はネイティブもよく使う表現となっているので覚えておいて損はないです。
また皆さんにとって馴染みのある簡単な単語だと思うので、核となるイメージとセットにしてぜひ覚えてみてください!
きっと皆さんの表現力が豊かになりますよ♪
以上、はちの英語解説でした。
コメント