こんにちは、はちです!
このブログでは英語が苦手な方や、興味を持っている方に
わかりやすく解説しています!
“Come” って「来る」っていう意味だけじゃなくて「行く」という意味になるって本当なの??
同じ単語なのに真逆の意味で使われるなんて、どう覚えたら良いかわからないよ…
実は “Come” は日本語にしたときに「来る」と「行く」のどちらにもなるんだ!
でも、”Come” そのものを理解すると大丈夫だから丁寧に説明していくね♪
みなさん、”Come” という単語を十分に活用することができていますか?
英語学習をすると最初の段階から出てくる “Come” という単語ですが、「来る」と覚えている方も多いと思います。
しかしこの単語は日本語にしたときに「行く」というという意味になるケースも存在するんです!
ややこしく感じるかもしれませんが、”Come” をしっかり理解することで使いこなせるようになりますし、皆さんの英語表現はより豊かになります。
今回の記事では、“Come” そのもののイメージや、意味別の使い方を例文と一緒にわかりやすく解説していきます!
ぜひ今回の内容を理解して、英作文や英会話などで活用してみてください♪
下記に該当する方はぜひ最後までご覧ください。
- 「Come = 来る」だと思っている方
- 英語の表現力を上げたい方
- 英作文や英会話をする機会がある方
Come 自体のイメージ
“Come” の感覚を一言で言い表すと「中心に移動する」になります。
上の図のように、”Come” は他の場所から中心(外から内)に向かってくるというイメージになります。
上の図では人が来るように描いていますが、“Come” は必ず人に対して使われるわけではなく、状態や季節といった目に見えないものなど幅広い主語に対しても使用することができます。
また話の中心が相手だとすると、”Come” を「行く」という日本語訳として使う場合もあります。
以下ではこのイメージを基に説明していきますので、ぜひ頭の片隅に残しておいてください。
一見難しそうに感じるかもしれませんが、1つずつ解説していくのでこの際に身に付けましょう♪
“Come” は “Go” と逆のイメージだね!
Goについてはこちらの記事で解説しているよ♪
Take に含まれる意味×5
~が来る・(行く)
1つ目は「~が来る・(行く)」という意味です。
“Come” と聞くとこの意味を連想させる方が多いと思いますが、
ここでは「人や物が話の中心に移動する」といったイメージです。
よくある誤解として「Come = 自分のところに来る」という認識ですが、
これだと場合によっては真逆の意味になってしまうかもしれません。
と言うのも、”Come” で言う「話の中心」とは、話し手だけではなく聞き手にもなるからです。
例えば、親が「夕食できたよ」と言ったことに対する返事として
「今から行くよ」と言う場合は “I’m coming.” となります。
つまり “Come” は「話し手 or 聞き手」の所へ移動するときに使われる単語と言えます。
例)My friend came to Japan from the US.
【訳】私の友達はアメリカから日本に来ました。
~が届く
2つ目は「~が届く」という意味です。
ここでは、「あるものが自分のもとにやってくる」という感覚です。
具体的には、郵便物や質問などが自分のもとに届くことを指します。
※質問の場合は「寄せられる」の方がより適切だと思います。
“arrive” と同じような使い方ですが、
特定の目的地にたどり着くことを強調する “arrive” に対して、
自分の方へ来ることを強調する “Come” という僅かなニュアンスの違いがあります。
ほとんど同じ意味ですが、日本語にすると以下のようになります。
①The delivery will come at 11 pm.
(配達は午後11時に到着します。)
②The delivery will come at 11 pm.
(配達は午後11時に来ます。)
例)A lot of messages came from my students.
【訳】多くのメッセージが私の生徒から寄せられました。
~に達する
3つ目は「~に達する」という意味です。
ここでは、具体的な数値や結果に焦点を当てることが多いです。
具体的な数値としては、気温や金額・人数などが挙げられます。
また、ここではある地点への到達を表現する意味であるため、
「Come + to + 名詞」という形で使われます。
例えば以下の例文では、
「髪が腰まで到達する」→「髪が腰まである」というイメージです。
また、髪が腰まで下がってきている状態であるため
“My hair comes down to my waist.” にすることも可能です。
例)My hair comes to my waist.
【訳】私の髪は腰まであります。
~が到来する
4つ目は「~が到来する」という意味です。
ここでの “Come” は、ある事柄や時がやってくることを表現することができます。
例えば、季節や記念日などの特定の日などに対して使われることが多いです。
季節については、
「季節 + has + come」の形で「季節が到来した」という表現にすることができます。
例)The time may come when human beings will become extinct.
【訳】人類が絶滅する時が来るかもしれません。
~という状態になる
5つ目は「~という状態になる」という意味です。
ここでは上の図のように(良い状態)になることを表現することができます。
※例外もあるので下記で説明します。
英語では、自分側を正常、外部を非正常と認識され、”come” は自分の方へやってくるという意味合いを有することから “普通の(良い)状態に変わる” というプラス意味になります。
例えば「意識を回復する」というフレーズは英語で “Come to oneself” と表現されますが、これは「意識がない様態が非正常」「意識がある状態が正常」と考えるため、Come が使われます。
※逆に「意識をなくす」は “Go out” などと表現されます。
また、1度は聞いたことがある “dream come true” という表現もプラスの意味で使われているものの1つです。
このように良い意味で使われやすい “Come” ですが、例外も存在します。
“Come” のもう一つのイメージとして「現実=正常」という認識があります。
そのため、ある出来事や行為が現実のものとなった場合も “Come” を使うことになります。
例えば、”The worst fears came true(1番の恐怖が現実となった)” という英文には一切プラスのイメージは含まれていませんよね
でもこれは「ある事柄が現実のものとなった」という意味において、”Come” を使う必要があります。
また、行為については “Come to do” で「~するようになる」という意味を表すことができます。
例)My friend went red with anger.
【訳】私の友達は怒りで顔が赤くなりました。
まとめ
今回は “Come” の使い方を計5つ紹介しました。
以下は今回紹介した内容の一覧です。
① ~が来る・(行く)
② ~が届く
③ ~に達する
④ ~が到来する
⑤ ~という状態になる
“Come” のイメージと色々な意味を知ることができてとても勉強になったよ!
これで今までできなかった英語表現が使えるようになりそうだよ^^
特に「行く」という意味で使う”Come” は日本語ネイティブからしたらややこしいからね!
ネイティブはこれらの表現を使っているから、ぜひ意識して活用してみてね♪
みなさん、いかがでしたか?
今回紹介した “Come” の使い方の中で初めて知ったものもあると思います。
今後、今回紹介した表現以外にも様々な表現に出会うかと思いますが、基本のイメージは変わりません。
皆さんにとって馴染みのある簡単な単語だと思うので、核となるイメージとセットにしてぜひ覚えてみてください!
きっと皆さんの表現力が豊かになりますよ♪
以上、はちの英語解説でした。
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